新居靖子/Yasuko Nii

新居靖子のブログです。

愚痴

ちょっとやっちゃいました!!!(>_<)
大人の生徒さん、ちょっと切れちゃってきついこと言っちゃった。。。
もちろん、すぐ退会されました。。。


お金の価値観って人それぞれではあるけど、お金だした分を取り返さな損って考えは、あまり好きでない。
しかも、支払ったからには楽しさを提供してもらえるものと思ってるのか、楽しさにしか価値を見い出ださないって、寂しい。


その方、私が企画した音楽講座に来られた感想が、
疲れた・・・
あんな勉強はしたくない・・・
そやけど、お金払った分の元取らな損やから、先生に質問攻めしてきた!!!とおっしゃったの。


これは別の時やけど、何かの素晴らしいショーに友達と行ったとき、お友達は涙して感動してたって話されてて、
「行ってよかったですね〜(*^。^*)」って言う私に、
「同じ金額払ってあちらは涙まで流して感動してて、くやしっい〜。損したっ〜!!!」って。。。
この時も「損したっ!!!」何度もそう言ってた・・・。

私なら相手がそんなに感動してくれたなんて最高にうれしく、相手の涙見て一緒に涙してそうやけどな。。。
自分が楽しめなかったからくやしいのかな?損なんかな?
その感覚ってよくわからん。。。つまらん。。。(-_-;)


んで、また”損した”って言葉がむっちゃ強調されておっしゃるの。
くやしい〜っとか、損した〜!!!って強調して言うのって子供がいうとかわいいけどね。大人はね。。。(-_-;)


これだけじゃないけど、話してて疲れて、やってもたんです。。。
がーん。(ー_ー)!!


でも、普段こちらがいくらフォローしたり、説明してても都合の悪いこと以外は聞いてない。がはは。


そう、都合の悪いことはしっかり聞いておられた。
んで、そればかりリフレインしてるんよね。
私もそのタイプやから、わかる。でもそれって何の得にもならん、損するだけ。
そ、「損」は、そういうときに使うとよい言葉やね。


その人は、努力なんてせず、楽しんでる自分を人に見てもらいたいらしい。
でも、楽しさなんて、向こうからやってくるものじゃなく、自分で探し、求めることちゃうん???
楽しさの裏には、苦しさ、いっぱいあるでしょ???
それがあるから、楽しさわかるようになるんちゃうん???


肝心なのは本人が楽しめるかどうかだけ。
価値観は本人しだい。



きついかもしれへんけど、そう思うけどなぁ。
ラクしてていいことなんて起こらないと思うよ。


でも、私もこんなことで怒ってもうて、もっと大人にならなあかん!!!反省。m(__)m


結局、退会理由は”先生の言葉に傷ついたから退会したい”・・・ということでしたが、以下のお話、すごく私には助けられました。
助られたからということではなく、私もこの考えすごく同感。
ちょっと長いけど紹介します。

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言われて傷つく「仕組み」のお話です。
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神さま「どうしてお前は『役たたず』とののしられて、傷ついたと思う?

お前が、自分のことを『役たたず』と思っているからじゃ。

他人がお前を傷つけたんじゃない、お前がお前を傷つけているんじゃ」


みつろう「お、今回もいい話が聞けそうな予感ですね」


神さま「例えばワシがお前に、『このナリキン野郎!』って言ったら、どう思う?」


みつろう「全然、傷つきませんね。ナリキンじゃないから」


神さま「そうじゃ。今、ワシはお前を傷つけようと思って、お前に文句を言った。

でも、お前は傷つかなかった。

なぜなら、人間は絶対にほかの誰かを傷つけることなんてできないからじゃ。

誰かが悪意でもって他人を傷つけようと行動しても、『傷』をつけることは絶対にできない。

本人以外にはな」


みつろう「この教え・・・なんとなく、わかるかも。

自分がそう思っているから、自分で傷つくのか。

でも、他人を傷つけることはできるでしょ?

殴ったりして」


神さま「できない。絶対に人間は他人を傷つけることはできないんじゃ。

例えば、お前を傷つけようと、誰かが殴ってきても、お前がそれにポジティブな意味を与えれば、そのできごとはポジティブとなる。

事実、ムチで叩かれることに快感を覚える人たちもいるんじゃぞ?」


みつろう「そ、それは変態の話じゃないですか!」


神さま「ワシから見ると、お前のほうがよっぽど変態に見えるぞ。

意味なんてない中立な現象を、常にネガティブにとらえつづけておるのじゃからな。

起こるできごとには、本来的に持ち合わせている意味なんて絶対にないのに。

『それを、どう思うか?』ただ、それだけじゃ。

他人の口を使って、お前が、勝手に傷ついとるだけなんじゃ」


みつろう「たしかに。『役たたず!』と言われた時、ムカついたけど、そのあと「のろま!」と言われた時、なんとも思わなかったですもんね。

自分のことを『のろま』だとは思ってないから。

俺が自分自身を『役たたず』と思っているから、傷つくのか」


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神さまとのおしゃべり

さとう みつろう 著

WANIBOOKS


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言われて傷つくのは、自分自身がそう思っているから。


言われたことに対して何とも思わなければ、気にすることも傷つくこともない。


自分が仮に「バカ」と言われたとしても、自分自身が「バカ」に誇りを持っていて、「バカだな〜、お前」って言われたら嬉しくなる人もいる。


ビンタされたら「暴力だ!」って言う人もいれば、アントニオ猪木さんに、列まで作ってビンタされ、「ありがとうございます!」って感激する人たちもいる。


「ハゲ」と言われても、髪がフサフサの人は傷つかないし、ブルース・ウィリスにあこがれている人も傷つかないかもしれません。


他人に言われること自体が問題ではなく、他人からいわれた言葉に「栄養」まで与えて育ててしまう事が問題なのです。


その感情は、相手がつくり出したと思っているうちは、ず〜っと他人に振り回される人生になるでしょう。


それすらも、相手のせいではないけれど。


相手に言われたとしても、心当たりがあったり、自分も気にしていた事であったりするから、気にするし、傷つくということです。


だとしたら、改善して自信をつけて、言われても気にならない程やり切るか、


言われた事に対しての意味付けを、「おかげで頑張れる」とか、「やっぱり改善した方が良さそうだな、気付かせてくれて有り難い」とポジティブなものに変えるか、


もしくは気にしない。


アントニオ猪木さんの言葉が素晴らしいので、ご紹介させていただきます。


「一生懸命にやっている人を小馬鹿にするのは、自分がかなわないから笑うことで逃げているのだ。

そうすることによって、己のちっぽけな自尊心を満足させているに過ぎない。

俺の場合のみならず、この世の誰も、一生懸命に物事に打ち込んでいる人間を馬鹿にすることは許されざる行為だ。

格好をつけて、泥臭く頑張る人間を馬鹿にする奴もいるが、そんなことをする権利は誰にもない。

特にその経験をしていない奴、行動を起こす気もない奴が、無責任に勝手なことをいうのは言語道断だ。

結局、笑いたい奴には笑わせておけばいいのである。

いつか誰かが認めてくれるかもしれないし、もしそうならなくても、『俺はやり通した』という充実感がそこにあれば、それはそれでいいのだ」


世の中の誰が、認めてくれようが認めてくれまいが、自分自身は一生懸命やったことも、なまけて何もしなかったことも、知っています。


他人の言葉に傷つくって、そういうことです。

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