新居靖子/Yasuko Nii

新居靖子のブログです。

2017年スタート

新年がスタートしたという実感がないんやけど、1月は行く、2月は逃げる、3月は去るという、ほんまにこの三か月って早い。


1月9日には、アレクサンダー・テクニークの一日ワークに参加。
またまたブルース先生のすごさを実感。
そしてアシスタントの方からも、学ぶことが多く、充実した楽しい一日でした。
ほんと、音楽家には必要だとひしひしと感じるけど、まだまだ興味ある人いないってのは悲しい。
楽家に限らず、誰でも学ぶべき分野で、身体が変わると思考も変わるからやれば得るものは大きいと思うんやけど・・・。
身体と心が一体ってことが、やってみるとどういうことかがよくわかるし、おもしろいんやけどなぁ。



そして1月22日には、シュニーベルガー先生のバッハ講座。
彼には昔習っていて、彼と出会って初めて音楽というものがどういうことか知ったんやけど、彼からほんと厳しく教わったことがどれだけ今の私の助けになってるか・・・。
彼には感謝しきれない。。。

そしてこのバッハ講座、今回は芝の会で開催。
メンバーは彼のレッスンは初めてでしたが、反応がよくってやってよかったです。
彼の豊富な知識にはいつも驚かされ、彼の指導に対するポリシーも、やはり素晴らしいと思う。


指を動かすことしか興味のない日本人は、まだまだ一般的。彼のおもしろい音楽感を知らないのは損してると思うけど、知れば知るほど奥も深くなっていくだけで、みんな避けちゃうのよね。。。





彼の面白みをわかってもらえるように、広めていきたいなぁ。


バッハ講座の前に、とある特別講師の先生が、スタッフに話してる内容が耳に入ってしまったことが、すごくショックで気分が悪かったのは残念やった・・・。
何を言ってたかというと、コンクールのレベルに足りない生徒が、コンクールに自分の生徒として参加されるのは、自分の名が汚れるってなこと、平気で言ってた!!!
その先生、どんなに偉いねん!!!(>_<)


私は、初めてドイツの講習会でルードビッヒ先生に出会った時、彼に言われたことを今でもはっきり覚えてるんやけど、
「自分が恥ずかしいからと、生徒を表舞台に出さないってことは絶対するな!!!」と。。。
その時、日本から参加してる人が多く、学生よりも指導者が多かったからやってんけど、後にも先にもこの時だけ、これをおっしゃったのは・・・。
でもその時、ルードビッヒ先生って素晴らしい!!!って感動したんよね。


SNSでは、生徒の受賞を、先生自慢のようにアップしてる人いてるけど、何かちゃうと思うんよね。
生徒の受賞は生徒の努力と実力。
先生が自慢することちゃうし、また実力不足な生徒を出して恥ずかしいと思うなんて考えられへん。。。


自分の名が汚れるって愚痴った先生、どんなに素晴らしい先生かは知らんけど、音楽って人間性なのにね。
そんなことも知らない乏しい心をお持ちの先生がまだまだ偉そうにしてるんよね。(>_<)


ま、つまらん人間のことは興味ないので、どうでもいいんですが・・・。


そうこうしてるうち3月やってくるんやろうなぁ。
3月26日、芸文でのコンサート、ぜひぜひ多くの人に聴いていただきたいです。
ご来場お待ちしてます。