サンクト・ペテルブルク④
昨年マティアスのサハランク講習会で出会ったマリアンに再会できたおかげで、楽器博物館へ連れてってもらえた。
ツアーになっており、3時のツアーがあるはずが、その日は4時だとか。マリアンがいなければ見学は難しい。ロシア語しか通じないし・・・。
シェレメーチェフ宮殿楽器博物館
3千点以上のユニークな楽器がある博物館で、世界でも最大級らしい。
それにしてロシアの金持ちは桁がちゃう。。。ひえ〜(@_@;)
これはルービンシュタインのピアノ
三段鍵盤
マリアンとハープ
完全にアート
なんせすごい数の楽器が展示されてました。
マリアンには本当にお世話になった。彼女の年齢は知らないんやけど、気配りってのがすごいわぁ。
私にはあそこまでできひん・・・。(-_-;)
その上、会ってすぐに私に何かを買ってあげたい!って言われ、楽譜はどうかと聞かれ本屋へ。
ラフマニノフやスクリャービンやらのピアノ譜をすすめてくれるんやけど、全然興味なくて、どうしようかなって思ってたら、無名の作曲者の楽譜を発見。
Slonimsky(スロニムスキー)という、ペテルブルクの大学で現役で教えている人らしい。一瞬でこれが気に入り買ってもらった。どっちがオススメって聞いたら2冊とも・・・って。
左のは子供向きらしいけど、YouTubeで探したらけっこうロシア人の子供が弾いてた…。
それがむっちゃおもしろいし、すっごいかっこいい曲!!!
ほんまに不思議やねんけど、最近は曲探しに困ることがない。次何かないかなぁ???って思ってたら曲がやってきてくれるのよね。
でも今回は今弾いているロマンスの次が全く見つからず、悩みかけてたんやけど、意外なところからやってきた!
このスロニムスキーの曲、これが私の曲になる日が楽しみ。
そしてぜひぜひたくさんの方に聴いていただきたいです。
今年後半も、来年も演奏する機会がたくさんありそうなんで、ワクワクしてます。
マリアン、ありがとう!!!
それにしてもペテルブルクは魅力的すぎました。
そして最後は、またヘルシンキに戻って…。
お世話になった大好きなロマンスの作曲者、シベリウス。
そのシベリウスの公園”シベリウス公園”に。
期待するほどのものじゃなかったけど、縁ってのを感じる。
今回の旅、何事もなく無事に帰国でき、またこのうえない最高の旅でした。ご先祖さまが見守ってくださってたおかげと感謝です。