新居靖子/Yasuko Nii

新居靖子のブログです。

恐ろしい原発事故

我が日本国がこんなにもずさんであったなんて・・・。

私は普段からテレビはほとんど見ないのですが、それはテレビでやってる内容の半分は”やらせ”だと思っているからです。
今回もNHKでは地震からずっと原発ニュースばかりやっていましたが、それ程原発は危なかったようです。そんなことは一言もなく、ただ放送しているだけ、それもアナウンサーや専門家のコメントはある種”犯罪”ではないか・・・とも言われるくらいいい加減なことを言っており、テレビは信用しないほうがいいと思いました。本当に恐ろしい〜

私はある専門家のブログを読んでいます。彼は良心的に我々の命を一番に考えて書いておられるのがわかります。

〜ブログから引用
福島原発事故の最初の段階に福島市で1時間に20マイクロシーベルト放射線が観測されました。これに対して、テレビに出ていた東大教授が、「1回のレントゲンで600マイクロだから、それの30分の1。まったく問題がない。」と発言しました。東大教授は「かけ算」ができないのです。20マイクロは1時間あたりですから、30時間たつと600マイクロになります。従って、福島市に住んでいる赤ちゃんは1ヶ月に24回のレントゲンを受けることになります。このようなことをコメントするというのは、わたくしはやや犯罪とも言える気がします。

■「直ちに影響はない」の本当の意味は?
直ちに(ただちに)の意味は、時間をおかずにという意味です。政府が言っているのは、
1.1時間だけそこにいれば一般人の基準値の10分の1以下だから、この数値だけでは影響がない。しかし、その家に1日いれば基準値を超えるが、それでも直ちに影響はない。何故ならば、放射能汚染は時間が掛かって影響が出るものであり、直ちに影響が出るとすれば、それは大量の放射能を一気に浴びたときです。
2.今日とか明日には影響が出ないという意味で、そこで生活していたら…というのとは日本語が違う。

■「冷静に対応を」の本当の意味は?
「冷静に対応」「決してパニックにはならないように」と政府や専門家が言っています。
1.例えば、10マイクロシーベルトとの発表があったときは、直ちに影響はないが、10日間そこにいると規制値を大きく超えるので、私の家族は避難したほうが良いと考えられれば、冷静な対応をしたことになります。
2.直ちに影響はないと考えて、20日間、家にいて家族に影響が出たとき、「あの時、冷静に対応といったじゃないか」と官僚に怒鳴り込むと、官僚は落ち着いて「ええ、冷静に対応するとは、放射線の量をお考えになって、規制値を超えるまでに移動することですよ」というかもしれません。
〜中部大学の武田邦彦先生のブログより〜

我が日本国は国民の命を守るのを第一には考えておられないようです。東電も情報を隠すばかりで政府も当てにできません。
今は外国から調査が入り、日本政府は危険区域を通告させているらしいです。日本政府はそこまで追い込まれないと動かないのでしょうか?いやはや恐ろしくずさんなこと。。。

福島市放射能の規制値が大きく上回っているのに、テレビでは健康に影響がないとまだ言っています。千葉県でも水道水が汚染されていたにもかかわらず自治体の対応は誠意があったかどうか問われています。”知らなかった”では遅すぎるんです。

”自分(家族)の身は自分らで守るしかない”

我が日本国で安心して生活するには、自ら正しい情報を得て、自分で判断して行動できるようにしておかなければいけないようです。国は私たちを守ってはくれません!本当に恐ろしい〜

〜中部大学の武田邦彦先生のブログはこちら